作り手が好きでやっているかは重要なポイント
10年ぐらい前のドラマの中で、ある有名人が乗っていたオートバイが
あります。ストリートで大流行した、あのバイクです。
(分からない人も多いかも知れませんね、ゴメンナサイ。)
それはドラマをキッカケにブレイクしたと思われてたりしますが、実はドラマの後のは
二次ブームであって、そもそも最初は“流行を作る側のヒト”が、メーカー側が意図した
そのバイクの使われ方に従わず好きなようにカスタムして、けっこう流行ったんです。
で、後にそれをドラマで採用して、さらに流行が加速したってのが真相。
結局ドラマの影響で一次ブームの天井を軽く突き破って、バイクもカスタムパーツも
かなり売れたので、あのドラマがキッカケとされてもなんら不思議はないのですが。
大企業病なんて言葉をよく耳にしますが、そんな話題の中でも次に挙げる要素が例に
出ているケースって覚えがないな、と疑問に思う事があるんですよね、個人的に。
「生活の安定を求めて会社を選び、好きでもないことをやっている社員が多くないか。」
みんな食べていかないといけませんから、生活の安定はものすごく大事なことです。
でも、消費者の方が「好き」というチカラでメーカーを上回ってるから、消費者発の
流行が目立つようになったんじゃないでしょうか。いつからか、メーカーは消費者の
動向ばかり気にかけてモノ作りをするようになった感じがするなぁ。
なーんて、一昨日のことですが、ロードホッパーについて第三者の意見を聴いて
みようと訪問してきたいくつかの店や会社で、その「好き」というパワーを目の当りに
しながら思っていたところです。
最後の写真は、カスタムペイントでどんどん有名になっている
“コブースタジオ” の成田さん。
一回乗っていただいて、20分ほど話しこんでからまた
「しかし楽しかったなー・・・ もう一回乗ってもイイですか?」
なんてコトになって、また出てったと思ったら、なかなか帰ってこなかったり。
バイク、ほんと好きなんだなこの人・・・ なんて、感心しちゃった。
この日乗っていただいた人たちはみんな乗り物好きばかりで、やはり
同じように乗り物好きのお客さんに、すごい支持されてるんですよね。
世の中に乗り物好きが減ってるという困った事象もありますが、好きでもないのに
売る事ばっかり考えてる机上論派がメーカー側に増えすぎると、この事態は
きっと悪化します。
好きでやってる人のパワーは、元気な乗り物業界実現の起爆剤になるはず。
今日も読んでいただいて、有難うございます。
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余談ですが、学生のころ付き合っていた彼女に
「おまえ、スキスキビームが出てるぞ」と言うと、
「出してないわよ」と一蹴されて落ち込んだことがあります。
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